L.R.Baggs Para Acoustic D.I.

エルアールバッグス アコースティック用プリアンプ パラアコースティック D.I.

エルアールバッグス アコースティック用プリアンプ パラアコースティック D.I.
(07年12月8日掲載)

アコースティックをはじめてから私ものすごく財を投入してるわけなんですが。

最近購入した機材で一番思いきったのがこれ、Para Acoustic D.I.。
プリアンプはみんなすごく高くて手が出ないと思ってたんだけど、これはその中でもけっこう良心的な値段なんじゃないかなあ。
日頃よりギターの音作りが大きな悩み。
ギターから直接PAにつなげるとあのOvationがとんでもなくしょぼい音になってしまうんだよね。
どうやらOvationについてるピックアップはあまり質のいいものではないようで…
生音はいいよ。深みがあって鳴りもいい。
ただ電気を通すと金属的で耳障り、しかもしょぼい(笑)
生の音をそのまま出せれば言う事無いんですが、エレアコとして使う以上何かしら策を講じてあげないことにはどうにもなりません。
スタジオでさえこうなのだからライブではなおのこと。
エレアコは出力自体が小さいんだよね。結果PAサイドで上げる必要があるんだけど。
ずっと昔ちょっとバンドで使った時はそれを知らずに直につなげててえらくハウらせていた。
共鳴しすぎないようにOvation独特のいっぱい開いたサウンドホールを全部ふさいでみたりしましたが音のしょぼさはどうにもならず。
出力を上げてあげ、イコライジングするということになれば、普通に考えるとやはりプリアンプかエフェクターをかますこと。
それでイイのがないかといろいろ調べてみた次第です。
しばらくはPODを使っててそれも試行錯誤したおかげでそれなりに良くはなったけど、所詮は無理矢理加工した音。
もう少しOvationらしい音が作れないかなあと思ってました。

これはその点すごく自然。自然すぎて逆に物足りないような。
劇的にシャキーン!とした音にならないからプレイヤーのニュアンスが正直に出る。いいような悪いような(笑)。
これは各周波数をカットしたりブーストしたりいろんなツマミがついてて、正直どれをどういじっていいのか最初は途方に暮れてしまった…
結局どういう音にしたいのかというビジョンがないと何もはじまらないんで、何となく薄ボンヤリしてた理想の音を長い時間かけて探って行くしかないようです。
一番の問題はライブの時なんで、それはそこのハコによって今までのセッティングも全部捨てなきゃいけないっていう事態もあるかも。
そういう時にもあわてないで対処できるくらい耳を研ぎすませた状態にしておきたいですね。
いまだあれこれやってる最中なので、また追記があると思います。

(written by Chato)

オべーション・エリートと筆者
Comp! Comp! Comp! コンプレッサー[エフェクター]通販取り扱いショップセレクト