EDIROL R-09

バンドマンの必須アイテム、デジタルレコーダー。

メールやネットサーバー上で音源をやり取りすることの多い昨今、手軽に録音できて、しかもそれをmp3ファイルにできることは必要不可欠です。いちいち音源を郵便で送っていた時代がウソのよう。
そして普段のバンドでの練習はそれぞれが自分にとって一番いいポジションで録音するのが理想。
そんなわけで近頃のミュージシャンの中でこの手のものの普及率といったらiPod並みです。

さて使用感ですが。
まず、軽い！大きさも小さいですが、自分が予想してた重さよりはるかに軽いです！
軽すぎて手になじまず、思わず落としてしまいそうになります。気をつけて扱わないと… 録音手順はMDなどの操作と変わらないので誰でも違和感なく使えると思います。

ファイル形式はWav(16bit/24bit)とmp3(64/96/128/160/192/224/320kbps)
事前に選んでから録音、録音してから本体で変換することはできないので(当然後でPC上のソフトウエアで加工可能)、録音時間などを考えてからなんですが音質と録音時間の兼ね合いで私は大抵128kbpsのmp3でやってますが、音質的にもリハ録音する程度なら充分です。

本体の画面にいろいろ表示されてるんだけど、私的に不満なのが表示情報の多さですかね。
ただでさえ小さいんだからあんなに文字が小さいと、顔を近づけてよくよく見ないとよくわからない。現在時刻なんて常に表示させておく意味はないと思うし、もう少し分かり易い表示をしてほしいですね。

録音したあとはフォルダーを作って保存、私は2ＧのSDカードを入れてるのでかなり入ります。そのまま本体に保存しておくのも良し、USBケーブルでPCに移すのも良し。

あとは電源の問題ですが、ACアダプターを使わない場合は単三電池2本。
この減り方はハンパじゃないです！まあ録音だけに使うならそうでもないかもしれないけど、それで音源を聴いたりするとすぐに無くなっちゃいます。
そこで登場するのが充電池。 SANYOのeneloopは充電したあと放置していてもほとんど放電しないという優れもの。めいっぱい充電しておけばそれなりにもちますが、一応予備も常備しておくのがマル。

これがいつもカバンの中にあれば、ふとアイデアが湧いたとき残量を気にすることもなくメモ代わりに録音もできるし、iPod代わりに音楽も聴けるし、いいことずくめです！
こんなに年中使ってて壊れてしまわないか心配だったりして。

（written by Chato）